福祉・医療・テクノロジーと融合した
アートコミュニケーションによる
誰もが“自分らしく”いられる共生社会の実現
アート・福祉・医療・テクノロジーの分野の壁を超えて協働的に研究しつつ、
人々の間につながりをつくる文化活動として「文化的処方」を開発し、社会への実装を試みます。
アートコミュニケーションの特性を活かして、人々が社会に参加していく新しい回路をつくり、
誰もが超高齢社会で「自分らしく」いられる、
誰も取り残さない共生社会の実現を目指していきます。
日本が直面している課題の一つに、超高齢化に伴う障害と、望まない孤独・孤立があります。
65歳以上の割合が30%を超える2030年以降の社会で、高齢者が社会参加しにくく、生きがいや創造性を実感できなくなることは、個人の健康のみならず、経済的観点からも社会への大きな打撃となります。
わたしたちは「文化的処方」を用い、誰もが
生涯を通じて
自分らしくいられる「居場所」と
「出番」をもち続け、
幸福で健康的な生活を送れる
共生社会を目指します。
アートと福祉・医療・テクノロジーを融合させ、多様な人々と社会とを結ぶアートを介したコミュニケーションを用いて、個人の生きがいや尊厳に 直結し、人が人として生きるための体験「文化的処方」(社会的処方を援用)を開発します。それを専門人材「文化リンクワーカー」が当事者に届けることで、誰もが取り残されず、人々が社会に参加できる新しい社会的回路をつくり「こころの豊かさ」のある社会を創造します。