文化的処方の種

東京藝術大学の学生と教員が作品づくりを通して、文化的処方のシーズを生み出していきます。
美術、音楽、映像、演劇など、様々な分野で活躍する学生、教員の総力を上げて
これまでのアーティスト像を覆す新たなアートの価値を作っていきます。
これらのプロジェクトは、東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクトの一環で実施しています。

2024

  • 常盤平団地プロジェクト
    「ときわ平のコエ・カタチ」

    加藤 康司

    教員

    その他

    グローバルサポートセンター 助手

    千葉県松戸市常盤平を拠点に、多様な背景を持つ人々の「声」に耳を傾け、アートによる実験的な場の「かたち」を創出します。

  • 手入れのリレー

    小牟田 悠介

    教員

    その他

    芸術未来研究場ケア&コミュニケーション領域 特任助教

    岡山県犬島でアート/食/自然/歴史を介して、島民と来島者が一緒にこれからの暮らしについて考えるコミュニティ形成プロジェクトです。

  • 表現を着がえる演習

    西尾 美也

    教員

    美術

    美術学部先端芸術表現科 准教授

    「着がえる」ことは、他者の立場になって考えてみることであり、着がえられない核を発見すること。「着がえる」を通して、「共に生きる」を表現します。

  • 本読みワークショップ:他者の語りを歩く

    西原 珉

    教員

    美術

    美術学部先端芸術表現科 准教授

    分かちあえないでいた物語を他者が語り直すことを通じて、人と人の間に新しい結びつきをつくり出すセラピューティック・ワークショップ。

  • あなたの好きな人の、100年後のお誕生日会を計画する

    人見 紗操

    教員

    美術

    美術学部先端芸術表現科 教育研究助手

    大切な人の100年後のお誕生日について、どのようにお祝いするのか協力者と話し合いを重ね、はるか未来のお誕生日会の予行演習を行います。

  • みんなで考える・つくる子ども病院 2024

    丸山 素直

    教員

    美術

    美術学部デザイン科 テクニカルインストラクター

    長野県立子ども病院で暮らす人々と一緒に、居心地の良さと心のケアについて考えながら、皆で手を動かしてつくっていきます。

  • ただそこにいればいい・ミュージック・カフェ〜あなたとわたしとアートがごろりんと〜

    吉井 瑞穂

    教員

    音楽

    音楽学部器楽科 准教授

    カフェに来る人も音楽を演奏する人も、もっと自由にその場に居られるようアートを中心としたあたらしいかたちのコミュニケーションを模索します。

  • ART×SDGsアートプロジェクト Ⅱ 〜子どもたちとシルバー世代が一緒にワークショップ創作!~

    秋本 瑠理子

    学生

    美術

    美術研究科芸術学研究領域(美術教育)博士課程2年

    中学・高校生と共に行う、地域におけるアートの学び場づくりの実践。子どもたちとシルバー世代が一緒にワークショップづくりに挑戦します!

  • 七和「人間エンジン」の制作

    東 弘一郎

    学生

    美術

    美術研究科先端芸術表現研究領域 博士課程3年

    ロータリー除雪車をモチーフに、人力で動かす巨大な新作「人間エンジン」を制作。豪雪地帯である新潟県十日町市七和地区住民の団結力を象徴しています。

  • 口唇と舌で鑑賞する立体作品《Jam Dipper》の文化的処方の可能性についての研究

    荒川 弘憲

    学生

    美術

    美術研究科先端芸術表現研究領域 博士課程1年

    舌で鑑賞する立体作品《Jam Dipper》を制作し、文化的処方としての可能性を探ります。

  • アートプログラムを介した子どもの地域交流の可能性

    酒井 雅代

    学生

    GA

    国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻 博士課程2年

    地域福祉をテーマに展開するアートプログラムについてアクションリサーチを行っています。

  • 話しあうためのやさしいおどり

    佐藤 利香

    学生

    美術

    美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程1年

    誰もが持つ媒体である身体と言葉を手がかりに、コミュニケーションの現状を考えながら新しい対話のかたちを追求します。

  • トークイベントにおける場の緩やかな拡張の試み

    神道 朝子

    学生

    GA

    国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻 修士課程2年

    トークイベントの場を微弱電波ラジオの性質を活かして、緩やかにひろげ、それぞれの聞き方や話し方を探してみる試みです。

  • Neo.PATAKARA:リハビリのための歌唱曲

    杉浦 瑛優

    学生

    音楽

    音楽研究科作曲専攻 修士課程3年

    高齢者の嗜好に合う口腔機能リハビリ用の歌唱曲を創作。歌うことによる口腔機能と主観的幸福感への影響を評価し、医療介護施設での活用を目指します。

  • 環身体性
    <一千年の接触を残す>

    諏訪部 佐代子

    学生

    美術

    美術研究科絵画研究領域(版画)博士課程2年

    参加型展示企画を通じて、ケア的視点を持ち、植物やその土壌との共生を促進し、自然との関わりを通じた心身の健康の向上を図ります。

  • Bubble and Soul

    チャール・ハルマンダル

    学生

    映像

    映像研究科映像メディア学専攻 博士課程2年

    仲乃湯で国内外の作家の映像を上映することにより、地域に暮らす若年層と高齢者、地方と都市、日本と海外をつなげる試みです。

  • 身体から発露する音楽

    森 めぐみ

    学生

    美術

    美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程2年

    ワークショップと作品鑑賞、ディスカッションの一連の企画の中で、新たな芸術的経験の在り方を模索・創造する場を構築します。